近視は知らずのうちに進行するものです
小学生や中学生の時に学校で視力検査が実施されますよね。その時、裸眼視力が1.5以上あったにもかかわらず、気づいたら「黒板の字が見ずらくなった」や「遠くのものがぼやけて見えるようになった」なんてことはありませんでしたか?
そしてその後の視力検査や眼科検診で「眼鏡を使用した方が良いですね」と眼科医に言われた経験はありませんか?このような人は少なくないと思います。
また眼科を受診した時に近視であると診断され、急に近視になったと勘違いされる人もいらっしゃいますが、近視というものは、ある日突然なるものではありません。近視は知らずのうちに進行しているものなのです。
そこで何故、こども時代は視力が良かったにも関わらず、近視になってしまう人が出てしまうのでしょうか。近視になる原因を考えてみましょう。
近視の原因を考える
大抵の場合、生まれた時は遠視の状態にあるといわれています。それが成長するに従い眼球の大きさ、角膜の屈折力に変化していくことで近視の状態が進行すると考えられています。
そして最終的に、どの程度の近視になるのかについては、生まれ持っての遠視の強さに加え成長過程での屈折力によって決定するとされています。このように元より遠視の状態にあったものが、本人の気付かないうちに近視が進行することで、遠視寄りにあるちは自覚症状がないだけなのです。
近視は、正視を超えた状態で進行することで初めて「自分は近視なんだ…」と気づくことができます。また近視の原因を考えてみたいところですが、正直、今の段階では近視の原因がはっきり分かっているわけではありません。
近視の原因として様々な説が飛び交っていますが、それらにはいずれも医学的な根拠がありません。ですが近視の原因として「コレが原因では?」とよく言われているものがあります。それは「環境説」と「遺伝説」です。
近視の原因、環境説・遺伝説について
環境説では「水晶体の厚みに影響を与える毛様体筋の緊張」を原因としています。近視が進行するのは主に子供である学生時代です。この時期は体の骨格が成長過程にあります。こうして成長するに従って、眼球の大きさ、角膜・水晶体の屈折力に変化が見られるのが特徴です。
そのためこの時期に勉強や遊び方によっては、近くのものばかり見続け、遠くのものを見なくなるため毛様体筋が絶えず収縮を続け過度の緊張状態にさらされてしまうことで硬くなり近視になりやすいと考えられています。
次に遺伝説では「両親が近視ならその子供も近視になる可能性が高い」というものです。2004年にある調査が行われました。それは1卵性・2卵性の双子221組を対象に行われたDNA調査です。
この時の調査によると、目の発達に関与する遺伝子である「PAX6」に欠陥が見受けられる場合に近視になりやすい!という結果が報告されています。これは遺伝子により成長過程での「眼軸の伸び」が決定されていることから、生まれつきの体質として近視になりやすいというものです。
このように近視の原因として考えられるのは、「環境説」と「遺伝説」のこれら2つとなります。
子供の近視について
- 眼鏡をかける子供が増えました
- 予防は子供のうちからが大事!
- 目の疲れに注意しましょう
- 子供のストレスに注意する
- 目のストレッチを習慣づける
- 電子機器は長時間利用させない
- 子供の眼鏡の注意
- 眼鏡の購入にあたって