近視は治せないんです
近視は成長するに従って起こる眼軸の長さの変化、近業中心の生活が主となる環境的要因など、様々な要因が複雑に絡み合い進行していくものであると言われています。また近視の原因も未だハッキリ解明されているものではありません。
そのため近視予防や進行抑制に絶対的に効果を期待できる方法はありません。このことから「近視は治せないんです」と言うことができます。
そして目の構造が変化することで生じる屈折異常の一種が近視であり、一度でもこの状態になるとその屈折異常を治すことは困難です。しかしそんな屈折異常は「治すことは困難」でも「矯正はできます」となります。
このように近視の屈折異常は治せなくても矯正は可能なのです。そこで現在行われている近視を矯正する方法をご紹介します。
近視を矯正する方法
近視を矯正する方法を以下でご紹介します。
- 眼鏡やコンタクトレンズを使用する
- 角膜の形状を変化させるRK、PRK、レーシックなどを受ける
- 特殊コンタクトレンズを用いたオルソケラトロジーを行う
- 眼内あるいは角膜にプラスチック製のリング片を挿入する治療を受ける
このように現在では近視を矯正する方法として、これらの4種類があります。その他にも近視矯正に有効とされるトレーニング法や器具はあるものの、これらは医学的に効果があるとして認められているものではありません。
視力回復トレーニングについて
「視力回復トレーニング」として日本では、超音波・低周波を使用したマッサージなどが取り入れられています。このトレーニングをすることで、「視力を治せる」という話を聞きますが、もしトレーニングで治る近視があったとしたらそれは「仮性近視(偽近視)のみ!」となります。
仮性近視は毛様体筋の緊張による一時的な視力低下ですから、超音波などを外部から当てることで血行促進を図り、これにより毛様体筋の緊張をほぐすことができれば仮性近視は改善できることと思います。
しかし軸性近視などのように、眼軸が伸びてしまった状態にある本当の近視の場合、視力回復トレーニングを受けても近視を治すことはできません。ですが「体験者の声」として「視力がアップした」というものを目にすることがあります。
視力回復トレーニングを受けたことで視力がアップした場合、「コレで治せない本当の近視」と「仮性近視」とを勘違いしていることになります。つまりこれはトレーニングで仮性近視が改善されたため視力がアップしたに過ぎないのです。
このように視力回復トレーニングは、決して民間療法の域を超えると言えるものではありません。しかし何もしないよりは視力回復トレーニングを受けた方が、更なる視力低下を防ぐことを期待できます。
そのため本当の近視である場合に視力トレーニングを受ける場合には、近視の完治を目指すのではなく、今以上に近視が進行しないようにするための一つの対策として考えることをおすすめします。
子供の近視について
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